お客様の事業規模に応じた報酬テーブルを設定していない理由について

多くの会計事務所ではお客様の規模（例えば売上高や粗利など）に応じた報酬テーブルを掲げておられますが、弊事務所ではそのような報酬テーブルを設けておりません。

これは、まず業種によって売上高や粗利などの数字が大きく異なる為です。例えば卸売業で計上される売上高１億円と純額の手数料からなるビジネスで計上される売上高１億円では意味が全く異なります。さらに、シンプルまたは単一のビジネスを営まれるお客様と複雑または多角化したビジネスモデルのお客様では必要な工数も大きく変わってきます。

即ち業種一つとってもお客様それぞれに個性がありますので、お問い合わせ戴いた後の初回の面談でお客様のビジネスモデルや私に期待すること・ご依頼されたい業務をざっくばらんにお話し戴き、報酬については個別にお見積りを致します。

お受けしない業務

• 脱税相談：税理士法により禁じられております。私は、お客様からの経営・会計・税務に関するご相談に乗ることはできますが、脱税相談はお受けできません。
• 年１回決算業務のみの顧問契約：決算のみの関与ですと、お客様も私もどうしても決算を取りまとめることに精一杯となってしまいます。そうすると期中で解決しておくべきであった課題や今後の展開を考える余裕がなく、結果、お客様にとって満足度の低いサービスとなってしまう為です。
• 記帳代行（※２）：私はお客様が会計事務所に求めているのは、経営・会計・税務に関する相談に対応することや経営に役立つアドバイス、ご提案だと考えています。私が記帳代行を担当すると確かに会計帳簿と決算書はでき上がりますが、それと引き換えにご相談、アドバイスやご提案の時間が減ってしまい、結果、お客様にとって満足度の低いサービスとなってしまう為です。
  ただ、将来は自計化（※３）を考えている、でも今は事業を立ち上げたばかりで余裕も無く会計もよくわからない、というお客様には将来の自計化を前提に当初は私が記帳代行を引き受け、合わせて自計化のためのアドバイスを致しますので、どうぞお問い合わせください。